1年でいくらかかる?お金の収入と支出のバランス
この記事では、ドイツで生活するにあたって年間にどのくらいの支出があるのかを私の経験をもとに紹介したいと思います。
あくまでも私が住んでいるデュッセルドルフという都市を元に紹介していますので、必ずしもドイツ全土の都市・地域に言えることではないので予めご了承ください。
ざっくりと月にかかる支出についてまとめると下記のようになります。
(支出)
・家賃
・食費
・交通費
・携帯代
・(語学学校に通う場合)授業料
では、それぞれどのくらい支出が発生するのか見ていきたいと思います。(1€=130円くらい)
・家賃
家賃については住居形態によって大きく異なります。ドイツでは、WG(Wohngemeinschaft)と呼ばれる複数人で住む形態(ルームシェア)が一般的です。
もちろん一人暮らしも可能ですが、家賃はWGよりも割高で中々部屋が見つからないのが難点です。
あくまで個人の体感ではありますが、デュッセルドルフの家賃相場はWGだと400〜450€くらい、一人暮らしだと500〜550€くらいです。
働く先によっては会社で寮を持っていたりするので、そこに住むのも一つの手です。
・食費
ドイツでは意外と食品が安いです。外食はとても高いので、食費を抑えるのであれば自炊がおすすめです。
パンや乳製品、肉などは日本よりも割と安い印象を受けます。ちなみに、外食の例外でピザは日本に比べてかなり安く食べられます。
また、職場先の週に入るシフト数によっても食費の支出はだいぶ左右されるでしょう。
私の場合は、週に15〜20€ほどスーパーで買い物をするので、月に60〜80€かかる計算です。
・交通費
交通費は練習場所に行くまでの電車またはバスなどの交通機関を利用する際の料金です。
区間によって料金が変わるので一概には言えませんが、私の場合だと片道2.90€ですので、週3回の練習に通うとすると週で17.4€、月に換算すると69.6€になります。土日の移動も含めると大体毎月80〜90€かかります。
住んでいる家が近いチームメイトにお願いして一緒に車に乗せてもらうのがおすすめです。
・携帯代
ドイツに来た時に契約したプリペイド式のSIMカードを利用しています。確か7〜8GB程度で月に20€です。
家賃にネット代が含まれていれば、使う機会が減るので、日常生活で通信量に困る事はほとんどないでしょう。
・(語学学校に通う場合)授業料
もし語学学校に通う場合は、授業料がかかります。こちらは通う学校によって異なりますが、平均で月に大体450€前後かかります。
ドイツ基準で、一つのレベルを修了するのに2か月かかります。一般的にドイツ語をある程度理解できると言われているB1のレベルまで到達するには最低でも6ヶ月通う必要があります。
これまでの月の支出をまとめると、
家賃 400〜450€
食費 60〜80€
交通費 80〜90€
携帯代 20€
(授業料 450€)
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月の支出 560〜640€
(語学学校に通う場合 1010〜1090€)
大体毎月600€(約8万円くらい)、語学学校に通う場合は1000€(約13万円くらい)以上の支出が発生します。
これはあくまでも一つの例に過ぎませんが、これだけの支出が最低でも発生するということは、これと同じくらいもしくはそれ以上の収入がなければ生活が成り立ちません。
ドイツの生活では練習、仕事、勉強の3つのバランスをどのように自分自身でコントロールしていくかがとても大切です。
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