ドイツは住みやすい?住みにくい?
この記事では、ドイツの生活環境について紹介したいと思います。
あくまでも私が住むデュッセルドルフという都市を元に紹介していますので、必ずしもドイツ全土の都市・地域に言えることではないので予めご了承ください。
まず初めに述べたいことは、住みやすさで言えば1番良いのは日本です。今まで住んできたというのもあるかもしれませんが、これは間違いないと思います。
治安や利便性、住環境や食などあらゆる面を日本と比べた時にどうしても日本の方が良かったと感じることが多々あります。
このギャップをいかに埋められるかが、ドイツで快適に生活するためのコツなのかもしれません。
しかしながら、私が住んでいるデュッセルドルフという地域は日本人にとってはドイツの中で、あるいは世界の中でも最も住みやすい都市の一つなのではと思っています。
私が考えるデュッセルドルフが日本人にとって住みやすいと思える理由が以下の3つです。
1.日本人コミュニティが形成されている
2.いつでも日本食が食べれる環境にある
3.日本人に対して比較的理解のある人が多い
1.日本人コミュニティが形成されている
実はデュッセルドルフでは、日本企業の進出が盛んで日本の駐在員やその家族が多く住んでいます。大まかではありますが、デュッセルドルフに住む市民の100人に1人は日本人と言われています。
それに伴う日本人同士のコミュニティも数多く存在し、他の都市と比べても非常に盛んです。そこで得られる情報や知識はもちろん、何か困った時に頼れる環境があるということだけでも精神的な負担がかなり減ります。
2.いつでも日本食が食べれる環境にある
デュッセルドルフには多くの日本レストランやアジアンマーケットがあります。寿司や刺身、ラーメン、蕎麦、お好み焼きなどあらゆる日本食を食べる事が可能です。
しかし、ドイツは外食全般の値段が高く、スーパーに売っている日本製の食品はかなり割高なので、気軽にいつでも食べれるわけではないのですが、日本に帰らなくても日本のものが食べられるという選択肢があるだけでも海外での生活のハードルがグッと下がります。
3.日本人に対して比較的理解のある人が多い
これは前述の1.と重なる部分もありますが、日本人の市民人口が多いことや地域背景を理解している人が多いからか、日本人だからといって物珍しい目で見られることは特にありません。
とはいえ国外の居住者も多く、最近では移民の受け入れ等の状況下で必ずしも理解がある人たちばかりではありません。差別的な発言をする人や態度が悪い人も当然います。
日本人だから特別視されているというわけではなく、様々な国や人種の人たちが暮らしているからこそ互いに尊重し、多様性を理解しようとしているからではないかと思います。
ここまでデュッセルドルフという街の住みやすさについて紹介してきましたが、もちろん住みづらい点もいくつかあります。良いことばかりではありません。
次の記事では、その住みづらい点について詳しく紹介していきたいと思います。
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